Way to go!

2023年の中学受験までの記録。

くもんメソッドを自宅での学習に取り入れる

2年生の始まりのころ、まったく家での学習習慣がなかったので、

「とりあえず、くもんでも行ってみたらどうかな」と検討した時期がありました。

 近所には2つのくもん教室があり、両方に電話をして、様子を見に行かせてもらいました。

 

①アパートの1室をくもん教室にしているところ:

勉強するスペースが狭くて、生徒さんがものすごくにぎやかで、ちょっと落ち着かない雰囲気。一緒に行った息子が部屋を出た瞬間に「ここはやだなぁー」、私もこれにお金を払うのはないかな、という感想で、こちらはなしに決定。

 

②小さいビルの1フロアーにあるくもん教室:

こちらは少し塾っぽさもあり、机の配置なども整っていて、生徒さんもわりと集中して学習している姿を見て、安心。先生からくもんメソッドについて説明をしていただき、無料体験でお世話になってみることにしました。

 

まずは、すでにマスターしている単元のところからだったので、息子も「かんたん~!」と言いながら、どんどんプリントを片付けていきました。くもんの「自学自習」という理念、「教えてもらう」のではなく、子どもが自力でひたすら解き進んでいくというスタイルはとてもいいですし、教材(特に国語)も良くて、さすがだなと感じました。

 

教室の先生もとても優しくコメントも的確で、補助の若い方も感じがよくて、この教室だったら通いたい!と、親子で乗り気になったのですが、少し遠いので送り迎えをするのに私の仕事の都合と合わないこと、スポーツ系の習い事との曜日のかぶりがネックになり、悩んでいました。

 

そして、体験が終わるころになって、あることに気付きました。

「このやり方を私が家でやればいいんじゃないか?」

 

個別指導の塾の講師をしていた経験があるので、その子のレベルにあった教材を与えることはできますし、まだ親が教えられる範囲なので、なんちゃってくもんメソッドをうちでやってみよう!と決めました。

 

とてもいいお教室だったので、入室しないことをお伝えするのは心苦しかったのですが、先生には「息子くんなら、おうちでの勉強もきっと大丈夫です!」とおっしゃっていただきました。

 

くもんはどんどん先取りもしていきますが、私の方針としては、学校で習っていない単元はなるべくやらずに、習った単元を深堀りして、いろんな問題(特に文章題)をじっくり考えながら自力で答えを出す、というのをこの8か月ぐらいやってきました。なので、ちょっとくもんメソッドとは違うのですが、「自学自習」の理念は取り入れられたかなと思っています。

 

これが全部ではありませんが、問題集は都度取り揃え、色々な単元を基礎から発展までまんべんなくやるようにしています。

 

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今では、毎日の学習習慣がつき、国語も算数も「まずは自分で考える」「わからなくても、途中まででも、自分なりの答えを出す」「どうしてもわからない場合は、質問はOK。”何がわからないのか”を説明してヒントをもらう」というのが、だいぶ身についてきたように思います。

 

わからない、もしくは間違えた箇所については、答えは教えずに、問題を一緒に読んで、こちらから質問しながらポイントに気付かせて、再度自分で答えを出してくるようにしています。忙しい時、疲れている時とか本当に手間すぎますが、先生の頃を思い出して何とかやっています…

 

勉強だけではなく、社会に出てからも、まずは自分なりの考え、意見を出すということとは大切なので、今の内から、答えに行き着くまでの思考力と根気を養ってほしいところです。

 

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